getはいろいろな場面で使われますけど、意味と見分けがつかないと思います。
今日はそのgetの使い方をすべて紹介していきます。全部で8つあります。
1、手に入れる・もらう・あげる
I got a new car (新しい車を手に入れた)
※自分で買った時、他の人からもらった時など、とりあえず手に入った時に使える
I got a present (私はプレゼントをもらった)
SVOO文型に変えると↓
I got him a present (私は彼にプレゼントをあげた)
2、到着する
「get+場所」で到着するという意味になる。=arrive
I got there at 5. (私は5時にそこについた)
He hasn’t gotten here yet (彼はまだここに到着していない)
※注意 I went home at 5.「私は5時にでた」【今いる所(学校、会社)から家に帰る時に使う】
I got home at 6. 「私は6時に家についた」【家に帰りつく時に使う】
How+get「どうやって行くの?」と聞けます。
例:How do you get to work?(どうやって通勤していますか?)
Can you tell me how to get to the station?(駅の行き方を教えてくれますか?)
3、理解する
I get it (わかった、理解する)
I don’t get it(わからない、理解できない)
上の2つは「それを手に入れる」と間違えるかもしれないですが、何か説明があった時の返しに使われるので文脈で判断しましょう!ですが、話の初めに使われたらわからないですよね?
その時は、I get +WH名詞節、I don’t get+WH名詞節を続けると分かりやすいです。
I get why you’re angry(私は、あなたがなぜ怒っているのか分かる)
I get why you don’t want to go(あなたが行きたくないのは理解できる)
I don’t get why she like’s him (私は、なぜ彼女は彼が好きなのか分からない)
4、変化(形容詞)
be+形容詞 ~である(状態)
get+形容詞 ~になる(変化)
I’m sick.(風邪をひいている・病気である)状態
I get sick.(風邪をひく・病気になる)変化
I’m ready.(準備ができている)状態
I have to get ready.(準備をしなければいけない)変化
Are you married?(結婚していますか?)状態
I want to get married.(結婚したいです)変化 独身→結婚
I’m up./Are you up?(起きている。/起きてる?)状態
I get up at 6.(6時に起きる)変化 寝ている状態→起きる
※get+人(物)+形容詞 =~させる
Can you get up at 7?(7時に起きてくれる?)
Can you get me up at 7?(7時に私を起こしてくれる?)
I don’t want to get angry.(私は怒りたくない)
I don’t want to get her angry.(私は彼女を怒らせたくない)
Are you trying to get me drunk? 軽いジョークで(私を酔わせてどうするの?)
5、変化(名詞)
形容詞ではbe+形容詞、get+形容詞でしたが名詞は少し異なります。
have+名詞 ~である
get+名詞 ~になる
I have stiff shoulders.(肩が凝っている)状態
I get stiff shoulders.(肩が凝る)変化
I have a headache.(今頭痛です)状態
I get a headache if I drink red wine.(赤ワインを飲むと頭痛になる)変化
※すべての名詞がこの使い方にはなるわけではない
He is a doctor.(彼は医者です)
He became a doctor.(彼は医者になった)
be動詞を使って状態を表す名詞は、変化を表す動詞はbecomeになる。
haveを使う名詞が変化を表す時にgetを使う!
6,受け身(される)
be+過去分詞 ~される 状態
get+過去分詞 ~される 変化
He fired me.(彼が私をクビにした)
↓受け身
I was fired.(クビにされた)
I got fired.(クビになった)
she dumped me.(彼女は私を振った)
↓受け身
I was dumped.(私は振られた)
I got dumped.(私は振られた)
※実は受け身は、beよりgetの方が使われます。beは状態を表し、getは変化を表します。ですが、その定義は曖昧で、変化を表す時にbeを使われることもあります。なので、変化を表す時もgetを使う事の方が多いだけでbeも使えます。状態はbeでしか表せません。文脈に応じて判断しましょう。
7、~してもらう(2つの使い方)
(1)get+人+to動詞(~に~してもらう)
I got him to help.(彼に手伝ってもらった)
Let’s get her to explain.(彼女に説明してもらいましょう)
Can I get you to do something for me?(ちょっとやって欲しいことがあるんですけどいいですか?)
(2)I get+名詞+過去分詞(~が~してもらう)
I got him to deliver it.(彼にそれを配達してもらった)
I got it dekiverd.(それを配達してもらった)
I got my watch fixed.(時計を直してもらった)
I got my nails done.(ネイルをやってもらった)
I got my teeth whitened.(歯をホワイトニングしてもらった)
8、うれしいことができる
get to動詞(うれしいことができる、してもらえる)
I got to go backstage.(楽屋に行けた)
I got to meet Brad Pott.(ブラッドピットに合えた)
理由にも使える↓
Because I get to meet lots of interesting people.(いろんな面白い人に会えるから)
Because I get to travel all over the world.(世界中旅できるから)
I didn’t get to go.(私はいけなかった)
※get toの否定文は(~したかったのにな)というニュアンスになる
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